PRP療法

PRP療法とは

PRP療法とは、自身の血液中に含まれる成長因子を利用して、本来人間が持っている自己治癒力や細胞の再生を促す治療法です。

PRPとは、「Platelet Rich Plasma」の略で、日本語では「多血小板血漿」と呼ばれており、血液の中にある血小板を多く含んでいる成分を指します。

血小板には血管新生やコラーゲン産生などを助ける様々な成長因子が含まれており、皮膚真皮層の線維芽細胞の増殖促進、ヒアルロン酸やコラーゲンの生成促進などに機能します。

ご自身から血液を採取(採血)し、遠心分離により血小板を濃縮したものを対象箇所に注入する施術です。ご自身の血液を用いるため、感染症やアレルギー反応の危険性が低いと考えられています。

効果を実感いただくのに数週間必要となりますが、肌が根本的に生まれ変わるため、効果も2〜3年と長続きします。

PRP療法とは

よくある質問

PRP療法は痛みがありますか?

針を刺す時にチクッとした痛みを感じる場合があります。

PRP療法をしたことは周りにばれますか?

1〜3ヵ月かけて徐々に効果が現れますので、自然な若返りが可能です。急な変化で周りに不自然に思われることはありません。施術時に内出血を認めた場合は消退まで2週間程度かかります。

PRP療法が受けられない場合がありますか?

以下に該当される方は、施術をお断りする場合があります。詳しくは医師にご相談ください。

  • がんと診断を受けたことがある方
  • 抗がん剤、生物学的製剤または免疫抑制剤を使用している方
  • 患部に細菌感染を伴っている方
  • 心疾患、肺疾患、肝疾患、腎疾患、出血傾向、血液疾患、コントロール不良な糖尿病および高血圧症等を有する方
  • 薬剤過敏症の既往歴がある方
  • 血液感染症を患っている方
  • 血液検査の結果、血小板数の異常がある方
  • ステロイド剤を服用している方
  • 1か月以内にPRP療法を受けた方
  • 医師が実施不可能と判断した方