キズをしたら、『キズアト』になります。 残念ながら人間の身体は、一度キズをしてしまうと、『キズアト』が必ずできます。 その『キズアト』を瘢痕(はんこん)と言います。 形成外科では、この『キズアト』をいかに目立たないようにするかを考えて治療を行います。 また、『キズアト』が盛り上がってしまった《肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)》や、ひきつれてしまった《瘢痕拘縮(はんこんこうしゅく)》も形成外科の治療対象です。 《ケロイド》も『キズアト』の一種です。単に盛り上がって赤くなっている『キズアト』を《ケロイド》と思われている方もおられますが、専門的にはその分類は多岐にわたります。 治療には、内服薬や外用薬、注射、固定、手術、放射線など様々ありますので、その『キズアト』の状態に応じて最適と思われる治療を選択します。 『キズアト』が気になる方は、是非相談してください。 |